
「ビーチレースを見に行こうよ!」
と誘われて来てみたのにめっちゃ森の中にいるという…。
楽しいからまあいいか。
今、目の前にあるものを楽しむようになってきた滞在3日目。
僕らはメイン会場から13kmほど走った山の中にいました。
@wheels_and_waves はフランスとスペインにまたがり、毎日どこかでイベントが開催されている。
イベントの拠点となるビレッジ(お店がいっぱいあるところ)から一番遠くの会場までは約54km、地元感覚でいうと横浜から小田原くらいの各所で開催しているので、必然、バイクや車での移動になる。
会場間の美しい道のりもイベントのうちなのだ。
これは、1950年以前のモーターサイクル2台が、300mの短いトラックをUターンして戻ってくるというシンプルなレースなのだけど(後で調べました)、これがなかなか面白い。
スピードはそれほどでもないのだけど、直管マフラーの爆音と砂煙の中繰り広げられる闘いは、子供心を呼び覚ます。
そもそも超ビンテージMOTOをこんな風に走り回らせるのを、あまり見ることがない。
やはりバイクは走ってこそ!
と、バラバラに解体されたまま、永らく自宅に鎮座しているDTが囁いてくるような、そんなレースでございました。
つづく