
はじめてカメラに興味を持ったのは、12歳くらいだった。
自分の見ている風景と、写真の風景があまりに違いすぎて、がっかりしたのを覚えている。
見ている風景に何かしらの感情が伴っているからだと思う。
その違和感をどうにかしたいと思って躍起になった。
それから30数年。
今はどうかといえば、少しマシにはなったけど、その違和感はなくなっていない。
ただ、その違和感を少なくする方法を自分なりにみつけたりもした。
それは、ファインダーを覗く前に、想像を膨らましておくこと。
絵を描く時に似ている。
いきなり筆を握ったりはしない。
絵を描くようにシャッターを切る感じ。
久しぶりに違和感のない写真が撮れまして(自己)満足です。