イメージと現実

うなって当然、そうなったとしても何も文句はいえない状況がここ2、3年で激化してる。

地元民として、敢えてはっきりいうと、あのあたりの治安は悪い。景観がキレイだから一見そうは見えないけれど、白バイや覆面があれだけ行ったり来たりしてるのはそういうことだろう。

大前提として、僕らの存在は、そうでない人々にとっては、煩わしいもの、もしくは、可でも不可でもない瑣末な存在だと思っている。

特にこの国では。

そう思うようになったのはここ10年くらいだし、それまでの僕自身の愚行も多々あったから、それを棚に上げて、杓子定規な正義を振りかざすつもりはないけど、ただ、自分達が世間様から見たら、そういう存在だと認識するだけで行動や対応が少し変わるのではと思う。

グレーがブラックになっていく。

OUR STYLE 出展

モーターサイクルをテーマにした合同展「OUR STYLE」に出展させていただきました。

今回は、Tシャツの他に、リメイク品や雑貨などを発表しました。

やっぱり手にとって見ることのできるイベントはいいですね。

ひとつひとつの触感や、風合い、サイズ感、何より、きちんと作品の説明ができるところがよいですね。

持ち込み服へのプリンティングも好評でした。

主催の @23_filmz さんの写真作品が会場内をモーターサイクル色に彩り、 超若手(22歳ですって!)@kutu_ichijiku さんのフルオーダーのブーツやグローブなども必見の「OUR STYLE」、白黒の出展は初日だけでしたが、イベントは月曜日まで開催してます、

@cafe_ichijiku さんのカレースープやコーヒーなどの軽食(というにはしっかり食べられる^ ^)もありますので、ランチがてら行ってみるのもありです。

尚、今回出品したコレクションの一部はwebでも販売予定です。

ご来場いただいたファンの皆様、また、業界クリエイター、モデルの方々、ありがとうございました。

放置するといい

モーターサイクルのそれと同じように、デザインも、いきなり取りかからずに、しばらくほったらかしにする。

放置してる間は、いつも見えるところ、手に取れるところにおいておく。

朝、起きがけのぼんやりした頭で見たり、夜の照明に照らされたり、お酒を飲みながらだったり、仕事の合間だったり、様々なシチュエーションで見ることになる。

そのうちになんとなく最善のカタチがみえてくる。

カタチが見えたら、ひたすら作業。

焦って、それが見えないうちに始めると、失敗することが多い。

完成したものや、実製作の過程を評価されることは多いけれど、この放置期間のイメージングやアイデアが、クリエイティブにはとても大切なのです。

ただ、カタチが見えてくるのが、スケジュールギリギリになることが多いのは何故でしょう。

キレる

ひと昔前は”キレる若者”なんて言葉をよく聞いたけど、最近は”キレる中高年”が流行ってるみたいですね。

キレやすい人、キレにくい人、キレない人…

でも、精神衛生上、キレることはわりと大事なんじゃないかと思っています。

それを他者に向けてしまうのは考えものだけど、キレることで、精神や心という回路を守ってる。

15Aくらいがちょうどいいかなあ、僕は。笑

後悔も愛せる

出会ってよかったと心底思うことも、出会わなければよかったと後悔することも、両方ある。

ただ、よかったと思うことの方が圧倒的に多いから、後悔も愛せる。

Hello Motorcycle!

そこにモーターサイクルはありますか。

優しい白

和紙の美しさとは、その質感や色味もあるだろうけど、やはり一番は光越しにあると思う。

日本人に一番馴染みがある和紙といえば障子だろう。

朝の光が、真四角に囲われた木枠の中に張られた障子紙に切り取られ、いなされ、柔らかく差し込んでくる。

この世にあれほど優しい光、優しい白はないだろう。

…と、和紙フェチの話になりましたが、このカレンダーも、拘りの和紙を取り寄せ、一枚一枚、シルクスクリーンで仕上げています。

Tシャツと同じで、絵柄だけでなく、刷られる側の素材も重要な要素。

今月はデザイン段階のミスで、なんと5版(ほんとは4版の予定でした…)刷りとなってしまいましたので、お得です。

というわけで、2月です。

心に残る絵

いつも行くスーパーに、近隣の幼稚園児が描いた絵が飾ってあるスペースがある。

買い物を終えて、袋に詰めるところにちょうどよくそれがあって、ふと見てしまう。

その中に、ひとつだけ気になる絵があって、二度三度と見るうちに、自分にとってある種の癒しになっていた。

それが突然消えていた。

店員さんに聞いたら、掲示期間が終わったらしい。

少しショックだった。

青空に入道雲がふたつ、力強く湧き上がってる絵。

他の子は、家族や自分自身を描いているから、余計に目立っていた。

ふたつの入道雲に、底知れぬ存在を感じた。

譲ってもらえばよかったと後悔してる。

ARTも人も一期一会…と言われたことを思い出した。