非科学的な話

製作者自身が言うのもおかしいけど、人間の手によって作られたものと機械が作るものの違いは、気持ちの入り方だと思っている。

今、自分が非科学的なことを言っているのは百も承知だけど、作られたものから伝わってくる空気というか、熱量とかが、機械のそれとは全く違う。

作られたものを通して、その人を感じ、それを纏うことで自分の気とミックスさせて自己表現してもらえればと思う。

なんか、うまく説明できなくてすみません。

最初の理由

身長はそこそこあるのに体重がない。
そのくせ手足は長くて大きい。

身長に合わせたサイズの服を着るとダボダボで、裾は長いし、パンツはずり落ちる。

それならばと、小さいサイズやレディースを着ると今度はすってんてん。

世の中にはビッグサイズやスモールサイズの専門アパレルはあるけど、そういう体型に向けられたものはほとんど見当たらない。

ジャケットやパンツなら、まだ寸法直しはできるけど、肌着やTシャツとなるとそうはいかない。

これは全て僕のことですが、実際、そういう人はたくさんいると思う。

特に、バイクアパレルは、なぜか大きめサイズばかりで僕らのようなタイプは本当に困ってるはず。

だから、作った。

それがはじまりでした。

失敗です

やってみないと分からないことが多くて、やってみて失敗することも多いです。

失敗と成功の線引きすら曖昧ですが、自分が納得しない限りは失敗です。

今日も失敗しました。

艶かしさを出したかったのに、どうみてもホラーになりました。

失敗したものは、潔く、切り刻んでウエスにしています。

以前は部屋着にしたりしてましたが、やはり気分がよくないのです。

もったいない。

未熟でごめんと思います。

まだまだです。

ネームタグって

ネームタグのチクチクがどうしても気になります。

気にならない方は全く気にすることのないネームタグですが、僕は気になって仕方がないです。

首回りが人よりも敏感なのかもしれません。

学ランもカラー外しては先生に注意されてたっけ。笑
(カラーとか知ってます?)

自分でタグを切って余計にチクチクしたり、ならばと、縫い目から取り外そうとすると、襟が破れたりしてとても厄介な代物。

なので、白黒のTシャツは全てプリントにしています。

一点物なので、都度、製造年月日とサイズを、プリントの上から不滅インクで刻印しています。

みなさまのおかげ

ブランドの方向を量産から一点物(もしくは数量限定)に切り替えて約一年、まだまだ手探りなところはありますが、なんとかうまく切り抜けることができました。

白黒を支えてくれる皆様のおかげです。

ありがとうございます。

一点物に切り替えてから、アイテム数が増えまくってしまい、はじめての方にはサイトやSNSが見にくかったり、分かりにくくなっているので、少しずつ整理していこうかなと思っています。

特にインスタグラムは大事な入り口なので、なんとかしなければ…

というわけで中がしばらくバタバタしますが、よろしくお願いします。

年末までにキレイにしたいなあ。