オリジナルの技法

通常、Tシャツはラバーインクと呼ばれる不透明なインクでプリントします。ラバーインクは発色が良く、デザインの再現性は高いのですが、生地の上に厚くインクの層が乗っている形になるため、印刷面が硬くなり、折角の久米繊維製ボディの機能を失ってしまいます。

そのため、白黒では生地に染み込むタイプのインクを使用していますが、このインクは白い生地へのプリントであればインクの色が出ますが、色の付いた生地にプリントした場合は、発色はベースとなる生地の色の影響を受けます。特に、黒ボディにカラープリントする際は、ほとんど発色しません。

そこで、デザイン部分を抜染剤にて生地の色を抜いてから、染み込むインクを刷り込むといった技法を編み出しました。この技法は、私のオリジナルですが、経験と技術が必要であるのと、量産品ではその工数から不可能と思われます。このコレクションはそんな技法を駆使した作品となります。

【一点物】karma -業力不滅-
翠は羽を以て自ら残う (L)

出没注意

ここは実家で所有している山です。

走っている最中に彼を見たけど放っておきました。

何度もここに来ているから、覚えているかもしれない。

それでいいんです。

彼はがこの山を守っているし、この場所の主なのだから。

人間は自然の一部にすぎないことを忘れてはならない。

パロディ

久しぶりのパロディMOTOアートTシャツです。

英国の由緒正しいモーターサイクルのロゴを飛び跳ねるスケートボーダーは、まさに自由そのもの。取り払ったアルファベットはポケットの中に…

パロディながら根底にテーマが見え隠れするコレクション。

ビッグシルエットで、さらっと着こなす休日スタイルにぜひ。

サイズ:S,M,L

素材:綿100%

印刷:シルクスクリーンプリント技法

発送:7営業日後発送

ボディ(他社製):
ルーズな袖や肩にバランスの取れたほど良い丈感。トレンドをくみ取ったポケット付きビッグシルエットTシャツ。パンツとのバランスでオーバーサイズを楽しめるユニセックスデザインな一枚です。

DGR2023

週末はThe Distinguished Gentleman’s Ride、通称DGRへ。

この日のために?毎日コツコツとカスタムしたバイクで颯爽と。

都内をパレードラン(というかフリーランw)したのですが、僕らの前を走っていためっさお洒落なカフェレーサーさん(20代)が言っていたことが、ずっと心に残っている。

「バイクに乗りたいなと思っていたけど、世間のバイカーのイメージに違和感があった。でもDGRの人たちを見て、こんなかっこいいジャンルがあるんだ!って、バイクに乗ったんです。」

モーターサイクルはファッション。
ファッションとは自己表現。

僕の中で、なにかがピッタリと噛み合った言葉でした。

ありがとうございました。

日光へ

それは、あと数日で2022年も終わるという師走の頃に、突然、連絡があった。

各地でイベントを開催するから、そこで配布するステッカーに使うアートデザインを描いてほしい…というような依頼だったと思う。

ま、そのくらいなら…と思って引き受けたのが始まりだった。

そこから年明けとともに、紆余曲折あって、すべてのイベントのキービジュアル、さらには、夏の一大イベントのビジュアルまで描かせていただくことになった。

まじで全く予想していない展開に面食らいながらも、メーカーの製品を片っ端から目を通し、ブランドヒストリー、日本でのこれまでの経緯を調べ上げ、試乗会で実際に乗ってみたりして、ビジュアルの方向性がおぼろげに見えてきたと同時に描きあげた。

僕は、なにもないところから、インスピレーション的に描くことのできるタイプのアーティストではないから、どうしても時間はかかってしまう。

こういった外注案件の場合は、描いた後も、著作権等々の契約書の取り交わしなど全てクリアしてからようやくお披露目となる。(ここは全くおもしろくない作業だけど非常に重要)

これを、実質、1ヶ月弱でクロージングするという超特急案件だったにも関わらず、スムーズに進行させていただけたのは、代理店や、メーカーの広報担当者様のおかげでもある。

この案件に関わる全ての担当者さんそれぞれに熱があった。

みな、何かを仕掛けてやろう、新しいことをやってやろうという気概がビシバシ伝わってきた。

こういう案件は面白い。
描いたら終わりにならない。
回を重ねるごとに進化していく。

週末、2回目となるミーティングイベントが日光で開催されたので、見にいってきました。

感無量でした。
ありがとうございます。

駆けつけてくれた白黒ファンの皆様にも感謝🦊🤘

ブギーにて

深夜の本牧。

散り始める頃にようやくお花見へ。

近所なので、歩いた方が全然近いとこだけど、あえてバイク!

年初めより年度初めの方が、新たな気持ちになります。

やりたいこと、作りたいものはたくさんあります。

目標や期限を決めた方がいいよって、よく言われるけど、決めたとたんにつまらなくなるというか、やった気になってしまうタイプなので、ここ数年は流れるままに。

結局はその方が実りが多かったのも事実。

モーターサイクル同様、それぞれのスタイルでいいし、それを究めればいい。

移動じゃないのよ、旅なのよ。
この人生は。

ブルスカミーティングも

『BLUE SKY HEAVEN 2023』と並行して、『BLUE SKY MEETING』のキービジュアルも描かせていただきました。

『BLUE SKY MEETING』は『BLUE SKY HEAVEN』同様に、ハーレーオーナーのみならず、自由に参加できるバイクイベントで、福岡を皮切りに、全国で開催されるミーティングイベント。地域グルメやファッション、コーヒーサービスなど、誰もが楽しめるイベントです。

この作品には「晴乞い」の要素が入っており、実は、ここに描いた女性は人間ではないという裏ストーリーもあります。

ピンときた方、正解です。

2019年に描いた作品「good-luck」のリヴァイズ版といってもいいかもしれません。

日本古来のスピリチュアルな要素も含め、みなさまなりのイマジネーションで楽しんでいただければ幸いです。

こちらにつきましても、お近くの開催地がありましたら、なにかしらのグッズを期待して参加してみましょう。