
「女」を「又(手)」でつかまえて、その奴(奴隷)に「力(鋤)」をもたせて「努」と成す。
嫌いなんだ、そんな言葉が。
苦手なこと、向いてないことに使う言葉で、好きなことに対して使う言葉じゃない。
世の中、努力ではどうにもならないことの方が、圧倒的に多いのだから、自分にないものを欲しがるより、自分にあるものを磨いた方がいい。
それが自分のみならず、他人をも幸せにする。
人々の幸せのために使われる才能こそ、なんとやらだ。
人生は短い。
ないもの探しをしているうちに終わってしまうよ。
「白いTシャツと黒いバイク。」公式ブログ
「女」を「又(手)」でつかまえて、その奴(奴隷)に「力(鋤)」をもたせて「努」と成す。
嫌いなんだ、そんな言葉が。
苦手なこと、向いてないことに使う言葉で、好きなことに対して使う言葉じゃない。
世の中、努力ではどうにもならないことの方が、圧倒的に多いのだから、自分にないものを欲しがるより、自分にあるものを磨いた方がいい。
それが自分のみならず、他人をも幸せにする。
人々の幸せのために使われる才能こそ、なんとやらだ。
人生は短い。
ないもの探しをしているうちに終わってしまうよ。
今にはじまったことではなく、物心ついた時からものいじりが好きだった。
好きというより、もはや病的な勢いで、いじり倒していた。
子どもの頃は”いじり”が過ぎて、ほとんどのモノがバラバラになったまま、もとに戻ることはなかった。
いわゆる壊し屋。
それが最近になって、ようやく壊れないようになった。
これは、元は、とあるメーカーのアルミ鋳造のテールランプ。
beforeを撮り忘れてしまったけど、もはや原型のデザインは全くとどめていない。
バラバラに分解した後に、思うまま、感じるままに、余計な装飾を削り落とし、貼り付け、磨きあげた。
気づいたら夜になっていて、飲まず食わずの一日。
作るだけ作って、完成したら、もう飽きてしまう。
同じものを、また作る気には到底ならない。
残るのは、世にないものを創り出したという満足感だけ。
鬼怒川を抜け、日光に差し掛かる頃には、街の匂いがしてきて幻滅する。
陽はすっかり暮れていたけど、インターに入る気にはならず、そのまま下道をひた走る。
この街道の入り口は少しわかりにくい。
でも、帰省のたびに走っているからわかる。
スタンドが目印だ。
そこから路地に入って、右に左に角を曲がり、程なく並木道に入る。
樹齢400年クラスの太く高い杉の木が、道に沿って連なっている。幅員が狭いくせに、木が高いから、やけに遠近感を感じる。
雲が切れ、大きな月が、ぽっかりと闇を切り抜いていた。
道も幹も青白く照らされ始める。
腐海の底みたいだなといつも思う。
僕にはそういう風に見えている。
走ってる時に何を想像しようがその人の勝手だ。
ここを抜けたら旅は終わり。
その先は単なる移動と言っていい。
対向車線の彼方に車のライトがぽつんと見えた。
猫バスかもしれない。
10月カレンダーは日光杉並木街道。
秋の夜長をお楽しみください。
染色とシルクスクリーンふたつの技法を組み合わせたコレクションです。
生地の水分量、染色の時間や深さ、洗い上げるタイミングを調整しながらボディ自体を染めたあとに、シルクスクリーンプリントでゴーグル部分を刷り上げました。
ゴーグルにも染料のカラーに近づけたインクを調色、グラデーションプリントを施し、”染め”と”刷り”の両方でグラデーション技法を使った稀有なコレクションとなります。
決して大量生産品では実現できない一点物、あなただけのMOTO-ARTをお楽しみください。
つくりたいものをつくってはいるけれど、そこに対価を支払ってくれる人たちのことを忘れたことはない。
誰だって、最初から完璧なものを作れるわけじゃない。だからといって完璧なものができるまでやっていたら、一生かかってしまう。
完璧に到達するまでの途中にも関わらず、対価を払ってくれるから、お客”様”というのだと、これは僕なりの考え。
もちろん、完璧ではない代わりに、ある程度の完成度を満たしたものしか売らないけど、それにしてもありがたい存在だし、お客様なしでは、材料も買えなければ、生きていくことすらできない。
いわばお客様は水を与えてくれる存在で、僕は種みたいなものだ。
だからこそ、新しい手法やアイデアを考え続け、枝を伸ばし、根を張り、完璧な木に育てなければならない。
ブランドってそういうものだと、これも、僕の考え。
それはまだ、僕らが駆け出しの頃。
富士山の麓にやたら広いキャンプ場があった。
まだ聖地とかいわれる前の頃。
いつも自由だった。
充分すぎるほど自由なのに。
自由を求めていた。
今となっては叶わない。
なにもかも。
雨模様となったSIROKURO CAFE 2022、コーヒー片手にお客さんとまったり過ごせそう!…と思いきや、またしても、休む暇もない一日でした (笑)
ご来場くださいました方々、ほんとうにありがとうございました。
なんといっても、とっきーによるライブプリンティングはみなさん固唾を呑んで見守っていましたが、イベント開始前の練習で、すでに要領を得ていた彼女でしたので、僕としては、何の不安もなく任せることができました。
Sumisho Coffeeのオリジナルブレンドも非常に完成度が高く、アイスコーヒーは特に人気でしたね!
会場内の老舗モーターサイクルメーカーのブースや朝日さんの写真展示も相まって、なかなかに濃い雰囲気での開催となりました。
今回、全面協力いただきましたバイク弁当さんにも感謝です。
またどこかでお会いしましょう!