
「Kiichiさんの中にしか正解がないから、手が出せないんですよねぇ…」
撮影の最中にポツリと言われてまたハッとした。
ここ最近、自分の役割について考えることが多くなった気がする。
なんのためのモーターサイクルアートなのか、なぜモーターサイクルアートでなければならないのか。
きっとこの自問自答(僕は呪いと思っている)は、アーティストに限らず、全ての人に様々な形で降りてくる。
その答えは自分の中にしかないし、言葉として発することができない限り誰も知り得ない。
とりあえず言葉にしよう。
「僕は、アートを通してモーターサイクルカルチャーを次世代に繋げる。」
それが今、僕が思う、僕の役割だ。