東京モーターサイクルアートショー

ようやくティザー発表できることになりましたので告知します。

今年、9月下旬頃にSHIBUYA TSUTAYAにて、ポップアップを開催させていただく運びとなりました。

今回、なんとSHIBUYA TSUTAYA様からのオファーで決定したこちらのポップアップ、まだ企画段階ではありますが、このイベントでは、日本ならではの伝統技法とモーターサイクルアートをミックスさせた、世界で誰も見たことがないような展示及びライブイベントにする予定です。

白黒としましてはこのチャンスに全力を注ぐべく、アーティスト、クリエイター、メーカー、雑誌社様にお声がけさせていただくとともに、これまでブランドを支えてくださった皆様に、これが白黒の、そして日本のモーターサイクルアートだと胸を張って言えるような、そんなポップアップにしたいと思っています。

モーターサイクルを持っているかどうかに関わらず、モーターサイクルアートに興味をもったすべての方にご来場いただき、そのかっこよさ、美しさに触れていただきたいと考えています。

また、開催までの期間も様々な企画を繋げていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

日本のモーターカルチャーをアートから繋げ、世界に発信していくことが、私達の使命と考えています。

※このイベントにご協力いただける企業様、出版社様、またPR等していただけるメディア様、ユーチューバー様、インスタグラマー様等を募集しています。詳細につきましてはDMいただければと思います。

彼のオートバイ、彼女の島

その小説を初めて読んだのはバイク事故で入院していた時だった。

夏目前の梅雨時にタクシーに当てられて大腿骨を折り、少なくとも 3 ヶ月は入院、リハビリも含めたら、その年はもう終わったなと思っていた。

そんな時に出会ったその小説はある種の救いになったし、なにより、再びバイクに乗りたいと思える原動力にもなった。

病は気からなのなんなのか退院が少し早まって、翌年、僕は再びバイクを手に入れることになった。

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僕の役割

「Kiichiさんの中にしか正解がないから、手が出せないんですよねぇ…」

撮影の最中にポツリと言われてまたハッとした。

ここ最近、自分の役割について考えることが多くなった気がする。

なんのためのモーターサイクルアートなのか、なぜモーターサイクルアートでなければならないのか。

きっとこの自問自答(僕は呪いと思っている)は、アーティストに限らず、全ての人に様々な形で降りてくる。

その答えは自分の中にしかないし、言葉として発することができない限り誰も知り得ない。

とりあえず言葉にしよう。

「僕は、アートを通してモーターサイクルカルチャーを次世代に繋げる。」

それが今、僕が思う、僕の役割だ。

なぜだろう

作業的には、アトリエと同じことをやってるはずなのに、ライブだと色々なアイデアやインスピレーションが湧き出てくるのはなぜだろう。

お客様との会話や、人前での緊張感、ある種の飢餓状態(ライブ中はお腹も空かないし、喉も乾かない)から生まれるのだと思う。

ほんと、毎日ライブでもいいな。
いや、毎日だとちょっとキツいかな。

またひとつ、成長させていただきました。

ありがとうございます。

目が悪かった

小さい頃から目が悪かったので、模様だと思っていたものが、ただの染みだったり、犬だと思ったら熊だったり、美人だと思っていたらそうでなかったり…

ともかく、人や物を薄ぼんやりとした輪郭で捉え、見えない部分については想像でカバーするというのが癖になっていて、近づいた時に、その想像と全く違っていたなんてことが多々ありました。

看板やブランドのロゴなんかも、そうやって見ていた気がします。

このロゴも、小さい頃は、槍を持った原始人が2人歩いてるような気がしてたのですが、全然違っていてびっくりした経験があります。

今回は、そんなことを思い出しながら、遊び半分で描いたデザインになります。

最初は刺繍まではやらないつもりだったのですが、いつもの刺繍屋さんに相談してみたら、話が盛り上がってしまって、なかなか本格的な仕様になってしまいました。

独学です

美術系の大学も出ていなければ、そういった専門学校に通ったこともない。

僕は全て、独学。

…というと大体驚かれるけど、今の時代、知りたいことはほとんど、労力をかけずに調べられるし、デザインやアートなんて街を歩けば、あるいは、ネットを開けばそこらじゅうに溢れている。

むしろ、目に入るものでデザインされてないものを見つける方が大変だと思う。

とりまく世界の全てが、材料であり源泉だ。

僕はそれを変換して伝えるだけの役でしかない。

ただ、その役はとても楽しい。

失敗です

やってみないと分からないことが多くて、やってみて失敗することも多いです。

失敗と成功の線引きすら曖昧ですが、自分が納得しない限りは失敗です。

今日も失敗しました。

艶かしさを出したかったのに、どうみてもホラーになりました。

失敗したものは、潔く、切り刻んでウエスにしています。

以前は部屋着にしたりしてましたが、やはり気分がよくないのです。

もったいない。

未熟でごめんと思います。

まだまだです。