心に残る絵

いつも行くスーパーに、近隣の幼稚園児が描いた絵が飾ってあるスペースがある。

買い物を終えて、袋に詰めるところにちょうどよくそれがあって、ふと見てしまう。

その中に、ひとつだけ気になる絵があって、二度三度と見るうちに、自分にとってある種の癒しになっていた。

それが突然消えていた。

店員さんに聞いたら、掲示期間が終わったらしい。

少しショックだった。

青空に入道雲がふたつ、力強く湧き上がってる絵。

他の子は、家族や自分自身を描いているから、余計に目立っていた。

ふたつの入道雲に、底知れぬ存在を感じた。

譲ってもらえばよかったと後悔してる。

ARTも人も一期一会…と言われたことを思い出した。

ADHD?

子供の頃から落ち着きがなかった。
尋常ではなく落ち着きがなかった。

人の3倍は無駄に動いてたと思う。

通信簿にも毎回、書かれていたから、病的レベルでそうだったんだと思う。

今でこそ、人並みに落ち着くことはできたけど、実際は落ち着いているように振る舞うことを覚えたと言った方がよく、その歪みは、脳内までは抗えない。

人と会話している最中、なにかを作業してる最中にも、次々と意識が別に向いていって、終いには沢山のことが、中途半端に、同時進行している。

かと思えば、特定の分野については、これも病的なほど没頭することがあった。

食事も忘れ、時間も忘れ、もしかしたら息をするのも忘れていたかもしれないくらいに(集中しようとする時に息を止める癖がある…)没頭する。

泥遊び、プラモデル作り、図画工作、土器作り、釣り、自転車いじり…今は、作品作り、バイクいじり、料理…。

発達障害。
昔はそんな病名、なかったよなぁ。

この事態に、親や先生、上司を悩ませてきたし、僕自身も、悩んだこともあったけど、今はうまく受け入れて生きている。

世界は広いし、社会は深いから、そんなんでも地に足つく場所は必ずある。

お似合いですよ

「お似合いですよ。」

何をもってそういうのか、全くわからない。

あなたのセンスにおいて、しかも出会って5秒ほどで、”似合っている”と判断したのだろうか。

単純に売りたいからそのセリフが出てきたのだろうか。

そもそも、似合う似合わないは、その人の外見だけで判断すべきではなく、それまでのその人の生き方や考え方、それらのバックグラウンドから織りなされた現在のライフスタイルも鑑み、照らし合わせてから発する言葉だよね。

…なんてことは言えないから、ありがとうと一言返す。

そうそう、「なにかお探しですか?」も…

いや、もうやめておこう。

紐ってどうしてます?

みなさん、フーディの紐ってどうしてますか?

顔を洗ったりする時や、バイクに乗る時など、いちいち中に入れたりするのが煩わしいので、僕はすぐに外してしまうのですが、なければないで少し寂しい感じも。

というわけで、ずっと作りたかったフーディがようやく完成しました。

こちらフードの紐はフェイクデザイン。

わざわざ紐を外して、紐が出てくる穴の部分からプリントするなんてウチくらいでしょうね (笑)

そして今回のデザインテーマは”自由とは”。
詳しくはWebページでお楽しみください。

受注生産で15オーダーのみとさせていただきます。

受注予約は来週金曜日までで、2月初旬に発送となります。

※予約期間終了後の別注も可能ですが、単品でボディを取り寄せることになるので、高くなってしまいます。

暖気とか

暖気…という儀式もいつか死語になっていくんだろうなぁ。
もしかしたら内燃機関を日常で楽しめる最後の世代かなと思ったらなんだか愛おしくなる。

さて、今日あたりから大寒です。

バイクに乗ってる時は、袖口からの冷気を遮断してあげるとあたたかいです。

“白黒”のロンTは、袖リブを一般のものよりも2倍長く作ってますので、ぜひ中に着込んでみてください。

おそらくジャケットの袖よりも長いので、その分は折り畳まずに、グローブの中へ入れとくのがコツです。

あたたかくお過ごしください。

寂しさが必要

寂しがりのくせに孤独を味わいたい時が多々あります。

孤独になればなるほど、自由を感じるから。

思考の湖の底にとっくりと沈んで、自分自身という小さな存在を感じる瞬間が好きです。

猛烈な寂しさを感じたら、帰り時。

僕にとっての旅とはそういうものです。

白と黒

白と黒は人間が生まれて初めて認識する色だそうです。

色というよりも光なのですが、だからこそ、何か底知れぬ、原風景のように感じるのかもしれません。

その次に認識するのが赤だそうです。
血の赤、母親の乳房の赤。

今年は原点に還り、白と黒のコレクションを多めにリリースしていきたいと思います。

よい週末をお過ごしください。