宿代を払うくらいなら、ガソリン代に注ぎ込みたかったあの頃、キャンプは節約のためのツールでしかなかった。
どこのキャンプ場に行っても(もちろんキャンプ場じゃないところに張ることが多かったけど)、出会う人たちは同じような人たちばかりだった気がする。
今のキャンプも十分に楽しいのだけど、あの頃とは何かが足りない。
早朝、まるで映画が始まるように、鳥や風や雨の音がフェードインしてきて目が覚める、あの透明な感覚を久しく経験していない。
夏です。
「白いTシャツと黒いバイク。」公式ブログ
宿代を払うくらいなら、ガソリン代に注ぎ込みたかったあの頃、キャンプは節約のためのツールでしかなかった。
どこのキャンプ場に行っても(もちろんキャンプ場じゃないところに張ることが多かったけど)、出会う人たちは同じような人たちばかりだった気がする。
今のキャンプも十分に楽しいのだけど、あの頃とは何かが足りない。
早朝、まるで映画が始まるように、鳥や風や雨の音がフェードインしてきて目が覚める、あの透明な感覚を久しく経験していない。
夏です。
ようやくティザー発表できることになりましたので告知します。
今年、9月下旬頃にSHIBUYA TSUTAYAにて、ポップアップを開催させていただく運びとなりました。
今回、なんとSHIBUYA TSUTAYA様からのオファーで決定したこちらのポップアップ、まだ企画段階ではありますが、このイベントでは、日本ならではの伝統技法とモーターサイクルアートをミックスさせた、世界で誰も見たことがないような展示及びライブイベントにする予定です。
白黒としましてはこのチャンスに全力を注ぐべく、アーティスト、クリエイター、メーカー、雑誌社様にお声がけさせていただくとともに、これまでブランドを支えてくださった皆様に、これが白黒の、そして日本のモーターサイクルアートだと胸を張って言えるような、そんなポップアップにしたいと思っています。
モーターサイクルを持っているかどうかに関わらず、モーターサイクルアートに興味をもったすべての方にご来場いただき、そのかっこよさ、美しさに触れていただきたいと考えています。
また、開催までの期間も様々な企画を繋げていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
日本のモーターカルチャーをアートから繋げ、世界に発信していくことが、私達の使命と考えています。
※このイベントにご協力いただける企業様、出版社様、またPR等していただけるメディア様、ユーチューバー様、インスタグラマー様等を募集しています。詳細につきましてはDMいただければと思います。
生まれ育った土地の匂いというものがある。
あれはなんだろう。
街はともかく、森の中や川沿いを走っていると、ああ、これこれ!となる。
同じような植生、水なのに他の地とは確かに違う。
懐かしい香りと、見事なグラデーションから目が離せなくて、夕暮れの小一時間ほど、草むらでぼうっとしていた。
こういう時に限ってコーヒーもタバコも忘れてしまうのは何故でしょう。
会津若松に帰省中です。
関東の梅雨がつらい。
梅雨は蒸し暑いというよりは、寒いというイメージだった。
東北育ちには耐え難い。
この時期、日が落ちてから薄着でぶらっと走ることは、大して憂さ晴らしになる。
仕事終わりに30分も流したら、すっかりリセットされた。
梅雨も心の状態なのか。
世界同日開催のバイクチャリティイベント、「ジェントルマンズ・ライド」に行ってきました。
正式名称は「Distinguished Gentleman’s Ride」(DGR)。
前立腺癌研究と男性の自殺予防に注目と資金を集めるという2つのチャリティを目的とした活動です。
日本では横浜(みなとみらい)が開催場所ということで、白黒のアトリエからすぐ!
天の邪鬼な白黒としては愛犬ひばちをシャーロック・ホームズ風にして参加してみましたよw
おかげでスタッフ様はじめ、たくさんの方々にお声がけいただきまして楽しいひとときを過ごさせていただきました。
社会的にも、そして文化的にも意義のあるこのイベント、まだまだ日本ではマイナーですが、まずはシンプルにファッションを楽しむだけでもよいと思います。
来年はもうちょっと頑張ってみようかな。
現場からは以上です!
その小説を初めて読んだのはバイク事故で入院していた時だった。
夏目前の梅雨時にタクシーに当てられて大腿骨を折り、少なくとも 3 ヶ月は入院、リハビリも含めたら、その年はもう終わったなと思っていた。
そんな時に出会ったその小説はある種の救いになったし、なにより、再びバイクに乗りたいと思える原動力にもなった。
病は気からなのなんなのか退院が少し早まって、翌年、僕は再びバイクを手に入れることになった。
“彼のオートバイ、彼女の島” の続きを読む今年、全6回に渡って、ときひろみさんと手がけているコラボシリーズのタイトルだけど、これは、もともとは、うちで主催していたフォトコンテストの名前だった。
RIDE(バイクで疾って)、CUT(風景を切り抜く)するから、RIDECUT。
毎月、たくさんの投稿をいただき、選ぶのも大変だったけれど(笑)、日本各地、たまに海外からも投稿があって楽しかった。
100人100色のモーターサイクルライフが楽しかった。
投稿された写真を、365枚選んで日めくりカレンダーにしたりもした。
今も各々、RIDECUTし続けていると思うけど、時代が時代、かのウィルスが蔓延して、場合によっては休日に外出しただけで後ろ指さされちゃったりする時代。
怖いのはウィルスだけじゃなくて、世間体ということも分かってしまった。
そんなこんなで、ここ2年、東京モーターサイクルショーはじめ、たくさんのイベントが中止になってしまった。
ある種の息苦しさと孤独感…。
この感覚はお客さんだけじゃなく、タレントやモデルさん、業界全体も同様で、むしろそちらの人達の方が深刻だ。
それを少しでも解消できればと思って企画した新たなRIDECUT。
イベントの代わりに毎月インスタライブで配信、限定数ではあるけれど、同じデザインのTシャツをそれぞれのカスタマイズで着て、共有すること。
リアルイベントに比べたら、充足感は全然足りないとは思うけど、それでも、毎月楽しみにしてくれている人たちがいる。
この”禍”がいつまで続くのか分からないけれど、いつかまた本当のRIDECUTが堂々とできるようになることを、心から祈りつつ、描いて刷って配信する。
その時は、みなさん、それぞれのRIDECUTを纏って集まりましょう。
今はそのための下ごしらえ。
…と思うと楽しくなってくる。