念願だった会場での展示が決定しました。
フランスのWheels and Waves内のコンテンツのひとつであるARTRIDEでの展示。
その名の通り、バイクや車に関するアーティストが集結するエキシビジョン。スケートボード専用の体育館を貸し切った広い会場には、カスタムバイクも多数展示されてかっこいいのよ。
最初は、この会場で自分の作品を展示できればそれでよかった。去年、Wheels and Wavesに初めて行って、この展示会のことを知ったんです。モーターサイクル・アーティストと名乗り、バイク専門のグラフィックアーティストとして活動してきた僕にとって、ARTRIDEはまさに自分のための展示だと感じたし、日本はもちろん、世界中を探しても、この規模のアート展はみつからないと思う。
だから、去年のWheels and Wavesから帰ってくるや否や、ARTRIDE出展のための準備を始めたんです。参加費用や審査の有無などの情報が全くなかったから、運営に問い合わせたのだけど、全く返信がなくて困ったよね。何度メールしても返信なし。
そんなことを岡林さん(Motorimodaの代表)に相談したら、Helstonsの担当者経由で問い合わせてみようということに。Helstonsはフランスの大手バイクアパレルブランドで、僕も何度かデザイン提供をしてるブランド。そこの担当者であるLisaに連絡をとってもらうことに。そしたら数日後、連絡が繋がったのです。何度メールしても返信がなかったのはメールサーバーがダウンしていたとのこと。
こうしてようやくWheels and Wavesとコンタクトが取れ、そして僕の希望内容はLisaが伝えてくれていたのであとは詳細を待つだけ…と構えていたら、どうも話が噛み合わない。
なんと、「ARTRIDEに出展したい!」が「Wheels and Wavesのポスターを描きたい!」に変わっていたのです(笑)
今思えば、Lisaが間違うはずはないから、おそらくWheels and Wavesのあえての采配なのかなとか思うのだけど、全部終わったら聞いてみようね。
とにかく、当初の目的だったARTRIDEに出展できることになって僕は大満足です。というか本体のキービジュアルを手がけたことで、機関紙でもフィーチャーしてもらって嬉しい限り。
↓画像クリックで機関紙のPDF見れます。

そして、今回展示予定の作品はこんな感じ。現地のギャラリー代行業者さんとサイズやレイアウトを相談して決めました。

中央の作品は、先日56designでライブドローイングしたものを空輸、それ以外は現地で印刷、加工して展示する流れ。これは業者から送られてきたレイアウト図なんだけど、けっこう大きいよね。

ARTRIDEでの展示は6月12日(木)〜15(日)まで。初日は夕方から夜にかけてオープニングセレモニー(という名のどんちゃん騒ぎw)があるので、インスタライブでもやってみようかな。