ノスヒロTシャツ

いよいよ明日からパシフィコ横浜にて開催される、日本最大級のクラシックモーターショー、Nostalgic2days(ノスタルジック2デイズ)の公式Tシャツを制作させていただきました。

日産の公式ライセンスもいただき、ネームタグには僕のサインロゴと一緒に刻印されています。

まだまだ寒い時期のリリースですが、ぜひ楽しんでいただければと思います。

ここで少し制作裏話など。笑

この依頼があった時、デザイン制作の為、コロナ禍で閉館中の日産ヘリテージコレクションに無理をいって取材許可をいただいたり、Tシャツのプリント工場とはプリントカラーについて何度も修正を重ね、ようやく完成したコレクションです。

また、日産自動車様のライセンス取得においては芸文社様に対応いただくなどたくさんの方々の助力をいただき、今回は、ハコスカ、Z、そして個人的に愛してやまないPAOの3種類でのリリースとなりました。

イベントは明日、2月18日・19日の2days。こちらも僕の地元であるパシフィコ横浜にて開催されます。あのあたりはバイクや車で走るととても気持ちいいエリアです。気温も上がるようなので(日曜日は19度⁉︎)、よかったらわが町、本牧エリアにも足を伸ばしみてください。アメリカンカルチャーを色濃く残すショップや街並みが楽しめます。

尚、Tシャツは既に芸文社様とMotorimoda様で販売が開始しています。もちろん、当日会場でも販売されます。デザインやサイズによっては既に売り切れているものもあるようですので、お見逃しなく。

では、みなさま、よい週末をお過ごしください。

わがまま

白黒は…

つくりたいものはたくさんあるけど、同じものをたくさんはつくりたくない

という作り手のわがままと

ほしいものはたくさんあるけど、ほかの人とは被りたくない

というお客さまのわがままで、できています

わがままってよいです

ほんと。

グローブホルダーできました

モーターサイクルシーンに映えるような、頑丈で小さく、シンプルなグローブホルダーがずっと欲しかったのですが、近いものはあってもなかなか見合うものがなかったので自分で作ることにしました。(笑)

一番こだわったのは質感と大きさです。樹脂製のものは確かに強力に挟めるのですが、レザージャケットなどとの相性は悪く、なにより安っぽい。ちょっとコンビニに入る時や、パーキングなどで休憩するときに挟んでおくだけだけだから、そこまで強力なものは必要がない。さっと脱着できるものとしてこのハサミ…

長いので割愛します

白黒ブランド初のアクセサリーコレクションとなります!
詳しくはwebで。

切れない

首元のネームタグはメーカーの自己満足でしかな〜い!

…なんて、声高に叫んでいたあの頃。

チクチクと頸を触る感じが苦手で、なぜこんなところにタグを縫い付ける必要があるのかと。

Tシャツやスウェットシャツを買ってまずやることは、タグカットというくらい習慣化している僕ですが、なんとこの度、いよいよ、切るに切れないTシャツができてしまいました。

国産クラシックカーの草分け的雑誌のロゴと自分のサインが配置され、さらには、日産の公式ライセンスマークが刻印されたこのタグはさすがに切れません…。

【NISSAN | ノスタルジックヒーロー×ワタナベキイチ 限定コラボレーションTシャツ】

2023年2月18-19日の2日間に渡って、パシフィコ横浜で開催される#nostalgic2days の公式Tシャツが @motorimoda にて先行販売開始。

厳選された日産クラシックカー3台をモチーフにしたポップなMotor ARTを、モトーリモーダさんのwebページより、ぜひご覧になってください。

好きということ

周りが呆れるくらいの”好き”があるならば、それこそがあなたの個性であり、能力であり、唯一無二の鍵を授かったようなものだ。

その時、行動したことが、その後、本当に必要としている人の目にとまることもある。

それが明日か、1年後か、10年後か、100年後になるかは分からないけど、だからこそ、僕らは行動し続けなければいけない。

人々には、芽が出て、茎が伸び、葉が茂り、花咲く頃にようやく評価されるだろう。

残念ながら人々にはその花の部分しか見えていない。

花はいつか落ち、人々も去るけれど、足元に落ちている種を拾うことを忘れてはいけない。

それは鍵をもつ人間にしかできないこと。

そうして

他人の評価など聞こえない、深く静かな世界の扉を開くのだ。

巡る日本の道12選

みなさまと共に歩んだ旅もラストとなりました。

今回、道ではなくスポットとしたのは、旅の終着点という意味合いがあります。

いつもより、モーターサイクルも大きめに描き、また、夕景に輝く太陽は箔押しにて表現しています。

ぜひお楽しみください。

モーターサイクルアート、そしてシルクスクリーン版画のすばらしさを、たくさんの人々に見てほしいという想いから始めたこのプロジェクトでしたが、毎月、届いた方からメッセージや励ましのお言葉をいただいたり、時には、ギャラリーやメーカーさんから問い合わせをいただくなど、取り組んだ意義は大いにあったといえます。

来年も…という気持ちもありますが、実はこれがなかなか大変で、デザイン製作はもちろん、ひとつの絵に4〜5版を使い、グラデや調色を駆使し、更には高級手漉き和紙を使うなど、”白黒”のTシャツ以上に手のかかる内容で、あの価格で続けるには、とてもとても、採算のとれない活動でもありました。

なので、このシリーズにいち早く目をつけられ、手に入れられた方はラッキーだったと思います。笑

今後においては、カレンダーではなくアートポスターとして、もう少し時間をかけ、大型のものを製作していきたいと考えています。

また、お目にかかることがございましたら、どうぞよろしくお願いします。

2022年、全12作品これにて完結です。

本当にありがとうございました。

夢の中にしか出てこない街

みたいなものがあって、定期的に夢に現れるようになったのは、中学生の頃からだったか。

海沿いのその街は見るたびに少しずつ変化していて、橋ができたり、ビルが立ったりとやけにリアルな反面、赤い鳥居のあるところでは、空を飛べたりする。

なぜか、街の周りをぐるぐるとトロッコ列車が走っている。

いつか話した、僕の盗作御用達の画廊もそこにある。

そんな特徴的な街なので、夢の最中に夢と意識できていて、自由に楽しんでいるのだけど、最近、あることに気づいた。

半年程前に引っ越した現実の街が、夢の中の街とそっくりなのだ。

隣の家の敷地内に鳥居がある。

飛べるかもしれない。