内蔵されているバネ(リターンスプリング)を強化し、締め付け力が大幅に増したTYPE兇砲覆蠅泙后これまで内蔵されていたバネは真鍮製のものでしたが、より反発力の高いステンレス製に変更、また線自体もより太くなっています。このホルダー専用に業者さんに製作してもらった特注のバネですが、ホルダーを一度分解して、バネを取り替える必要があるため、手間賃も含め、従来のものより1000円ほど価格を上げさせていただいております。何卒ご了承ください。
モーターサイクルシーンに映えるような、頑丈で小さく、シンプルなグローブホルダーがずっと欲しかったのですが、近いものはあってもなかなか見合うものがなかったので自分で作ることにしました。(笑)
一番こだわったのは質感と大きさです。樹脂製のものは確かに強力に挟めるのですが、レザージャケットなどとの相性は悪く、なにより安っぽい。ちょっとコンビニに入る時や、パーキングなどで休憩するときに挟んでおくだけだけだから、そこまで強力なものは必要がない。さっと脱着できるものとしてこのハサミ型となりました。素材は真鍮。これでモーターサイクルだけでなく、どんなスタイルにも合わせやすくなりました。
次に気になったのは取付金具です。こういたハサミ型ですと、一般的には、細いチェーンでバッグの取手に回し付けるようなものになってしまいます。ただ、細いチェーンは切れやすく、絡みやすい。安全面でもあまりよいとは思えません。そこで、回転型のナスカンを選びました。これだとベルトループにもキーリングにも簡単に取り付けられます。また、グローブを腰につけて歩くとグローブが足と接触して、回転してしまうのですがそれにも対応できます。こちらも真鍮製としました。
ここまで考えて実際に製作にとりかかってみたところ、2つの問題が発生しました。
ひとつはホルダーをナスカンをつなぐリングがどうしても開いてしまうことでした。ここにダブルリング(一本の針金を二重にしてあるリング)を使用することも考えましたが、見た目が安っぽくなるのと、一度開いてしまうともとに戻らなくなるので、ひと手間かけて、リング自体の切れ目をろう接(ハンダ溶接)することにしました。
もうひとつの問題は、厚めのグローブを挟んで歩き回ってみたところ、抜け落ちやすかったことです。ホルダー自体の挟む力はわりとあるのですが、その先端が金属のため滑りやすいのです。先端に荒目のヤスリをかけて面をザラザラにして摩擦力を上げてみましたがあまり変わりませんでした。悩んだ末、あるものからアイデアをいただき、ゴムチューブを取り付けてみたところ、見違えるようなホールド力を獲得することができました。
そうしてようやく完成したものがこちらになります。とてもシンプルにみえますが、アイデアとこだわりがギュッとつまったブランド初のアクセサリーコレクションです。グローブホルダーとして作りましたが、シンプル故にアイデア次第でいろんなシーンで使えます。
コレクション名は「RUNWAY glove holder」。実は、RUNWAYは白黒の公式ツーリング名だったのですが、設立後にコロナが蔓延してしまい数回の後に活動を終了してしまった幻の?プロジェクトから、名前とロゴを拝借しました。ファッションショーのランウェイとかけたネーミングですが、自分らしい道を堂々と走ってほしいという思いがこめられています。
※こちらのコレクションは、ハンドメイド品のため、不定期&僅少販売となります。予めご了承くださいませ。
サイズ:W30mm×H95mm×D15mm(全長)
W30mm×H60mm×D15mm(ホルダーのみ)
素材:真鍮(本体),ゴム(ホルダー先端部)
保証:ご購入から1年間につき不具合がございましたら、無料にて修理いたします。(送料別)
使用上のご注意:表面がツルツルしているような合成繊維のグローブや、電熱グローブのような重く大きいものなど、素材やデザインによっては外れやすい場合がございます。お手元の素材をよくお確かめいただいた上でご注文ください。(一番相性がいいのは本革のグローブです)