宇宙的ジャケット

久々のアウターをリリースします。

その名も「Reverible Space Jacket 幾星霜」

前々から宇宙っぽい雰囲気のウエアを作りたかったのだけど、いい感じのボディが見つからず、アイデアを温めっぱなしになっていたところに、今回、素敵なジャケットが見つかったのでリリースとなりました。

キルティング×ボアのリバーシブルジャケットって実はあんまりなくて、それがモーターサイクル系のブランドとなるとほぼ皆無。だから、ぶっちゃけもうそれだけで買いですよ。

リバーシブルは1着で2着分楽しめるのがいいところなんだけど、それゆえに縫製や生地感がとても重要になってくる。今回採用したボディは縫製も仕立てもしっかりしてて全部◎。防風フィルムも内蔵、撥水加工もされて高機能。あとこれ、ハイネックじゃないところがいいんです。バイカーはみんなハイネック着たがるからね (笑)

バイク乗る時はMOFLERを装着で。あれも裏ボア、防風フィルム仕様なので、このジャケットとの組み合わせは最強ですし、かっけえですし。

ただーし、このボディ、在庫が安定しない!これだけがネックです。

だから15オーダー限定で切りました。

それよりもなによりも、再帰反射インクで刷った月面がほんとすごいので、届いたら部屋を暗くしてライトを当ててみてください。「おおっ!」てなるはず。月ってそもそもが太陽の光を反射してる衛星なので、それが特殊インクで再現されてるんだろうな。やけにリアル。夜道でもこの月が守ってくれますよ。

あとはこことか…

これとか…

狭いところに刷ったり縫ったりと、正直めんどくさいけどw、お気に入りポイントです。

というわけで、この冬ヘビロテ間違いなしの一着に仕上がりました。

販売は2024年11月27日(水)の20:00から24時間限定の予約販売となります。

予約特典として15%OFFで購入できます。

期間後はメーカー在庫があれば通常販売で出そうかなといった感じ。その際、価格は定価に戻りますので、気になっている方はこの機会にどうぞ。

これ絶対楽しいやつ

僕的には、一生足を向けて寝られないであろうモトーリモーダ様が、約8年ぶりに主催開催されるイベント「Motorimoda Days 2024」に出店します!

そりゃイベントビジュアルも描かせていただきましたよ。銀座店によく停まっていたシェルビー・コブラとMotorimodaを代表するGriffinヘルメットを重ねて、美しく愉しい4+2輪ライフを表現してみました。海外っぽくしたのは、〇〇祭り!とか、〇〇ミーティング!とか、日本のバイクイベントにありがちなビジュアルからの脱却…ご理解ください(笑)

で、白黒はライブプリンティングをメインに、ステッカーや小物を出そうかなと考えています。

今回のライブプリンティングは予約制にはしないので、来た人順。BK1色刷り。イベントビジュアルの別バージョン。ここのところずっとカラフルだったから、逆に新鮮だね。キリッとしてかっこいいでしょ。

あとはフロントプリント/バックプリントを選べるようにしようか悩み中。こういうのって、どれくらいの人が当日オーダーするかあまりにも未知数。蓋を開けたら1秒も休めない状況になったこともあるし、逆にめちゃめちゃ暇だったこともある。今回はなんとなく前者のような気がして…ちょっと慎重になってます(汗)

1オーダーに5分から10分かかるとして、多分当日は30着が限界。サイズによっては先に完売することもあるから、確実に手に入れたい人は早めにおいでくださいまし。

スパークプラグ型のLEDライトも用意します。Motorimoda Days 2024限定バージョン!本体よりも箱デザインに命かけてます(笑)。例によって全て僕のハンドメイドなので20個くらいしか用意できません。

あとはステッカーかな。Griffinヘルメットのゆる絵バージョン。白と黒。Tシャツオーダーされた方にはプレゼントしようと思う。

出店のコマ割はこんな感じ。

会場入って一番奥にブースエリアがあるのでその一番先にいます。テント前が芝生になってるので、折りたたみの椅子とかあるとのんびりできるかもね。

まあ、あとはとにかく晴れを祈るばかりです。みなさん気をつけておいでくださいね。

イベントの詳細は公式↓をご覧ください。

オリジナルの技法

通常、Tシャツはラバーインクと呼ばれる不透明なインクでプリントします。ラバーインクは発色が良く、デザインの再現性は高いのですが、生地の上に厚くインクの層が乗っている形になるため、印刷面が硬くなり、折角の久米繊維製ボディの機能を失ってしまいます。

そのため、白黒では生地に染み込むタイプのインクを使用していますが、このインクは白い生地へのプリントであればインクの色が出ますが、色の付いた生地にプリントした場合は、発色はベースとなる生地の色の影響を受けます。特に、黒ボディにカラープリントする際は、ほとんど発色しません。

そこで、デザイン部分を抜染剤にて生地の色を抜いてから、染み込むインクを刷り込むといった技法を編み出しました。この技法は、私のオリジナルですが、経験と技術が必要であるのと、量産品ではその工数から不可能と思われます。このコレクションはそんな技法を駆使した作品となります。

【一点物】karma -業力不滅-
翠は羽を以て自ら残う (L)