違和感の正体

今年もDGRに参加・支援させていただきました!

確か4年目だったかな。

これまでTRIUMPH JAPANがメインサポーターを務めるTOKYO EAST RIDEに参加していたのだけど、去年、なんだか違和感を感じて、今年はGINZA RIDEに変更。

GINZA RIDEはオイルメーカーのelf(エルフ)がメインサポーターなのだけど、運営側に知り合いもいたことで、半分スタッフとして参加させていただきました。笑

スタッフの方々が、何度も試走して練り上げたパレードランコースが本当に最高で、試走の際に、たまたま福島から上京してた友人を誘ったら、都内観光にピッタリ!と言うくらいいいコースなのでした。下見の動画おいときます。↓

実はこのGINZA RIDEは、今年できたチームなのですが、とにかく運営スタッフの情熱が感じられ、特にリーダー格のおふたりは身を削って準備を進めていらっしゃった感じ。(ほんとうにおつかれさまでした。)

その人柄のおかげか、集まるライダーも、DGRの趣旨をしっかり理解されている人が多かった。会場に来る前に、ちょっといいホテルで優雅な朝食を楽しんでから来た方々もいらっしゃって、各々のスタイルで楽しまれている感じ。そういう楽しみ方、素敵すぎる。モーターサイクルの趣味も結構な方ばかりで、目の保養になりました。

帰る道すがら、去年感じた違和感はなんだったのだろうと考えた。

都内を外したコースプランが退屈だったのもあるし、芸能人やインフルエンサーばかりにカメラが向けられ、一般の参加者がないがしろにされている感も確かにあったけど、百歩譲ってそれは仕方ない。チャリティとはいえ、メーカーとしてはPRのチャンスだろうし、DGRとしても暗にそれは許容しているはず。それでも腑に落ちなかったのは、チャリティーイベントなのに、自分たち参加者がメーカーの広告の一部として使われているような感覚があったからだ。きっとそれが違和感の正体。

僕はTRIUMPHに乗っているし、もちろんTRIUMPHというメーカーは好きだ。だからこそ、その違和感を強く感じたのかもしれない。

そして、大前提として、バイク乗りは自由でなければいけないのだ。GINZA RIDEはそんなことを思い出させてくれた。

初めてのDUCATI DAY

キービジュアルを描かせていただきましたDUCATI DAYに、招待者枠で参加してきましたよ。

このビジュアルはわりと早い段階で思いついたかな。DUCATIという高貴なブランドが開催するイベントに、高貴な方々がお集まりになるイベント(笑)ということで、仮面舞踏会をテーマに描きました。DUCATIに限らず、バイクや車の前面はフロントマスクなどとも言われ、顔に例えられることも多いので、僕の中では、必然的にこうなります。作品名はmasquerade(マスカーレイド)。 はいそこ!歌わなくていいからね!

髪の躍動感に、DUCATIの滑らかで上質な雰囲気やスピード感を表せたらいいなと。ちなみにこの仮面のモチーフになっているのはドゥカティ・パニガーレというフラッグシップモデル。

なかなか精悍なマスクでしょ。

あと、この絵になんか既視感があるという方、もしかしてこれではないでしょうか。

こういった広告に使われるようなビジュアルを描く時、こういうものから要素を引用することが多いです。新しいけれど、どこか落ち着く、馴染むという感覚があった方が、人々に受け入れられやすいからです。とくに日本ですから尚更です。

デザインの話はこれくらいにします。今回はイベントレポートでした。

会場ではこんな感じで展示されてました。(やらせ感激しい写真ですみません)

なかなかのインパクトで嬉しかったです。

その他、デジタルサイネージやステッカー、VIPカードに至るまで、このビジュアルで統一されていて、とても美しかったです。

でも一番目を引いたのはこれ。

今回はビジュアル制作に加え、Tシャツの監修もさせていただきました。「白黒」で培ったTシャツデザインのノウハウを注ぎ込んで?作りました。

全てシルクスクリーンプリント、ネームタグも織り(刺繍)ネームなど、細部にもこだわっています。赤色の加減にもこだわりました。これであの販売価格はお買い得でしたね。少しだけ、このデザインの秘密(クライアント様にも説明してないかも)をいうと、Tシャツって前開きのジャケットの下に着ることが多いですよね。こうした時に、このTシャツは文字(DUCATI DAY2025などの部分)が隠れるようになっています。こうすることで、イベントが終わっても普段着として取り入れやすいようにしてます。

会場でも、購入してすぐに着替えられてる方をたくさんお見かけしまして嬉しかったです。この日の気温がとても高かったからかもしれませんが、本当にTシャツ日和でした。

とても美しい一日でした。

そして、来月開催される、別イベントのビジュアルも描かせていただいております。

LAND OF JOY 2025!

DUCATI DAYのビジュアルから一転、サイバーパンク風です。笑

もちろんTシャツも監修しています。公式ページはまだラフ段階のものが掲載されていて白Tですが、実は黒Tの方向で進行していますので、こちらもお見逃しなく!(数量少なめ)

来月、5月17日(土)、静岡県伊東市で開催。

DUCATI乗りでなくても大歓迎!僕はTRIUMPHで行きます。笑

詳細リンクおいときます。

初のイラスト展

と言いつつ、開催から1ヶ月以上経過した時点でこれを書いています(汗)

今回、初めての企としてライブドローイングをやってみました。幅2.5メートル、高さ1.7メートルのキャンバスに、マッキー1本で描きあげたのですが、やってみたら、これがなかなか大変でした。

まず、マッキーはベタ塗りには向いてないということ。線画はともかく塗りつぶしがとっても大変。今回の絵が、というより、私のスタイル的にベタが多いので、勉強になりました。

時間的には1日6時間くらい描いて3日間。毎週末、横浜東金間を行き来して描きました。ほぼ高速なので時間的には片道1時間半くらいなのですが、よく考えたら片道100kmあるわけで、毎週末ツーリング気分です。体力の衰えを感じましたw

ドローイング自体はすごく楽しかった。私は作業中、話しかけられても全然苦にならないタイプなので、むしろ、話しかけてもらった方が精神的に楽なんですが、いろんなお客さんが、入れ替わり立ち替わりやってきて、世間話や人生相談をして帰っていきました。結構深い話にもなって、なんだろうね、これ。たとえば私が、ただ立ってるだけではそうはならない。ライブドローイングって焚き火みたいな効果があるのかもしれません。ぼうっと見続けられるというかなんというか。SNSにあげる時はダイジェストだからあっという間に描いてるイメージですが、実際はほんとうにゆっくり進行してます。見ながら寝てる人もいましたね。

完成。ちょっと離れたところから見てもいいかも。

ひとまず、この個展の一番の峠は超えることができましたが、実は期間中やりたいことがまだまだ、いっぱいありますので、一度来られた方でも、また楽しめるような内容にしていきたいと思います。まずは、ご来場くださった方々、また、ドネーション(投げ銭)や作品購入してくれた皆様、本当にありがとうございました。まだまだ続きます。

これ絶対楽しいやつ

僕的には、一生足を向けて寝られないであろうモトーリモーダ様が、約8年ぶりに主催開催されるイベント「Motorimoda Days 2024」に出店します!

そりゃイベントビジュアルも描かせていただきましたよ。銀座店によく停まっていたシェルビー・コブラとMotorimodaを代表するGriffinヘルメットを重ねて、美しく愉しい4+2輪ライフを表現してみました。海外っぽくしたのは、〇〇祭り!とか、〇〇ミーティング!とか、日本のバイクイベントにありがちなビジュアルからの脱却…ご理解ください(笑)

で、白黒はライブプリンティングをメインに、ステッカーや小物を出そうかなと考えています。

今回のライブプリンティングは予約制にはしないので、来た人順。BK1色刷り。イベントビジュアルの別バージョン。ここのところずっとカラフルだったから、逆に新鮮だね。キリッとしてかっこいいでしょ。

あとはフロントプリント/バックプリントを選べるようにしようか悩み中。こういうのって、どれくらいの人が当日オーダーするかあまりにも未知数。蓋を開けたら1秒も休めない状況になったこともあるし、逆にめちゃめちゃ暇だったこともある。今回はなんとなく前者のような気がして…ちょっと慎重になってます(汗)

1オーダーに5分から10分かかるとして、多分当日は30着が限界。サイズによっては先に完売することもあるから、確実に手に入れたい人は早めにおいでくださいまし。

スパークプラグ型のLEDライトも用意します。Motorimoda Days 2024限定バージョン!本体よりも箱デザインに命かけてます(笑)。例によって全て僕のハンドメイドなので20個くらいしか用意できません。

あとはステッカーかな。Griffinヘルメットのゆる絵バージョン。白と黒。Tシャツオーダーされた方にはプレゼントしようと思う。

出店のコマ割はこんな感じ。

会場入って一番奥にブースエリアがあるのでその一番先にいます。テント前が芝生になってるので、折りたたみの椅子とかあるとのんびりできるかもね。

まあ、あとはとにかく晴れを祈るばかりです。みなさん気をつけておいでくださいね。

イベントの詳細は公式↓をご覧ください。