【TOKYO MOTORCYCLE ART SHOW 2021】【一点物】稲妻 -lightning-

53,000円(税抜)

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※こちらのコレクションはSHIBUYA TSUTAYAにて開催された「東京モーターサイクルアートショー」内で発表した作品(コレクション)となります。

日本の伝統的なアートといっても過言ではない「掛け軸」。実は茶道具のひとつであり、茶会では掛け軸に描かれた図柄や言葉を見て、場を味わい、茶を愉しみます。この根本の考え方は変えずに、モーターサイクルアートで表現しました。表現手法として刺繍を取り入れ、スパークプラグから走る稲妻を、生き生きと、そして立体的に表現。ところどころに飛び出させた刺繍糸は、ほんの少しの風でも揺らぎ、その様は、閑寂の中に、自然の奥深さや豊かさをおのずと感じられる美しさ…つまりは「侘び寂び」すらも感じられる掛け軸となりました。更に、この掛け軸は天地の概念はなく、時には天地を逆にして掛けて愉しむこともできます。掛け軸ベース(黒い部分)は上下をマグネットで挟み込める仕様になっており、簡単に天地を変えることができます。


こちらの刺繍部分は刺繍アーティストの高鍬 雅裕氏によるもの。

高鍬 雅裕 Masahiro takakuwa
1977年生まれ。神奈川県横浜市出身。デザインや文字をフリーハンドで直接生地に刺す、数少ない横振り刺繍の職人。横振り刺繍とは横振りミシン(針を左右に振る特殊なミシン)を使って行う日本独自の刺繍技術で、デザインで5年〜7年、文字は8年〜10年くらいの修行をしないと習得が難しいとされている。20歳の時に日本刺繍の伝統と高い技術に魅了され、弟子入り。約9年間の修業の後、刺繍工房 雅を開業。人生の半分以上を刺繍に捧げ、現在、刺繍歴は24年。横振り刺繍とともに日本の文化を世界中に広めるべく、和文字だけではなく英文フォントの開発にも着手、国内のみならず海外へのアプローチを始める。


サイズ:1360×350mm

図柄:シルクスクリーンプリント(手部分)・横振り刺繍(稲妻部分)